関西では、梅が見ごろです
梅の品種や天候によりけりですが、1月下旬~5月上旬まで長く楽しめますよ
この記事では、意外と知らない ” 梅 ” のあれこれを紹介します🎵
兵庫県 梅の名所
京都の城南宮や北野天満宮、福岡の大宰府天満宮、岡山の岡山後楽園など全国に梅の名所がありますが
今日、行ってきたのは宝塚市にある中山寺です
中山寺
西国三十三所第24番札所 聖徳太子が創建したと伝えられています
安産祈願・子授け祈願でご利益があるお寺で、わたしも娘と息子の安産祈願で参拝しました
境内には1000本の梅林『中山観音公園』があり、白梅・紅梅・ピンク色の梅と品種も豊富
気になる開花状況は、中山寺HP内の梅林カメラからリアルタイムに確認できます
3月15日時点で7分咲きの表示でしたが、実際はこんな感じです


菅原道真公と梅
学問の神様といえば、北野天満宮(京都) そして菅原道真公
今の時代でいう ” 左遷 ” で京都を去ることになった菅原道真公は、大宰府(福岡県)へ旅立つ折に詠んだ歌が
東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春を忘るるな
東から春風が吹いたら、京から大宰府まで梅の香りを送っておくれ 梅の花よ
わたしが居なくなったからといって 春を忘れてはならないぞ
この御歌は菅公が昌泰四年(901)、大宰府(現在の九州、福岡県)に旅立たれるにあたり、自邸(紅梅殿)に咲く紅梅に別れを惜しんでお詠みになられた御歌です。
菅公は住み慣れた紅梅殿を去るにあたって、懐かしさの余り心なき草木にも契りを結ばれ、万感の思いで大宰府へと旅立たれました。この御歌はいわれなき無実の罪により、大宰府へ左降される菅公の深い悲しみと望郷の想い溢れる名歌として現在に語り継がれています。https://kitanotenmangu.or.jp/
菅原道真公は梅をこよなく愛していたのですね
個性的なネーミング
梅の花は500種以上あるそうです

1本の木に白色とピンク色の花をつけてます!
” 思いのまま ” という品種でネーミングも個性的
他にも、書屋の蝶・朱鷺の舞・雪灯篭 etc
調べてみたらネーミングだけでおもしろいですよ

花を鑑賞するための「花梅」と果実を収穫するための「実梅」に品種が分かれます
花ことば
梅の花ことばをご存じでしょうか?
高貴 | 気品のある美しさが由来 |
高潔 | 凛とした雰囲気を表しています |
忠実 | 菅原道真公が京を去る時に詠んだ歌が由来 |
忍耐 | 春はまだ来ず、冬の寒さの中で咲く姿を表しています |
花の色によって更に花ことばがあります
白梅 | 気品 澄んだ心 |
紅梅 | 優美 |
ピンク | 清らかさ |
おまけ
おめでたい象徴に松竹梅がありますよね
松は門松、結納では鶴・亀・松・竹・梅の5種類の水引飾り、着物では松竹梅の柄はおめでたい吉祥文様として慶賀に重用されています
中国の歳寒三友(さいかんさんゆう)がその由来とされています
歳寒三友とは、宋代より始まった文人画の画題の一つです
冬に友とすべき3つの植物・・・松竹梅を指します
寒さが厳しい冬でも枯れないことから、寒さに耐える友達との意味合いで歳寒三友と名づけられました
それでは、3つの植物に松竹梅がなぜ選ばれたのでしょうか?
松は冬の寒さにその姿を変えないことから、生命力のシンボルとされています
竹は折れることなく寒さや風に耐える姿から、しなやかさ・芯の強さを表し誠実さの象徴
梅は冬の寒さの中で花を咲かせる姿から、逆境に負けない象徴や希望の象徴
松竹梅それぞれがもつ象徴が歳寒三友として、文人の理想を表現したのでしょうね


春になったら満開の桜の下でお花見・・・もよいですが、春を待たずにがんばって咲いてる
梅も趣があっていいものですよ

