2023年5月8日から新型コロナウイルス感染症の位置づけが2類感染症から5類感染症になりました
自宅にワクチン接種券が郵送で届いて、接種券を持って医療機関などへ行くと無料で接種できていましたが
2024年10月からは定期接種に変更されています💉
感染症の分類って?
感染症法により感染力とかかった場合の重篤性をもとに1類~5類に分類されています

それぞれの分類をさくっと解説します!
1類感染症
- エボラ出血熱
- クリミア・コンゴ出血熱
- ペスト
- 南米出血熱
感染力、かかった場合の重篤性から危険度が極めて高い感染症
2類感染症
- ポリオ
- 結核
- ジフテリア
- SARS(重症急性呼吸器症候群)
- MERS(中東呼吸器症候群)
- 鳥インフルエンザ(H5N1 H7N9)
感染力、かかった場合の重篤性から危険度が高い感染症
3類感染症
- コレラ
- 細菌性赤痢
- 腸管出血性大腸菌感染症
- 腸チフス
特定の職業への就業により、集団発生を起こし得る感染症



下痢や嘔吐を引きおこす感染症ですね
4類感染症
- 鳥インフルエンザ(H5N1 H7N9を除く)
- 狂犬病
- マラリア
- デング熱
- 日本脳炎
- ダニ媒介脳炎
- A型肝炎
- E型肝炎 他多数
動物、飲食物、寝具などを介して人に感染する感染症
5類感染症
- 新型コロナウイルス感染症
- インフルエンザ(新型インフルエンザを除く)
- 風疹
- 麻疹
- 梅毒
- 百日咳 他多数
国が感染症発生動向調査を行い、必要な情報提供・情報公開し、発生や蔓延を防止すべき感染症
新型コロナワクチンの位置づけ
2024年3月31日をもって無料で接種できる「特例臨時接種」が終了しました
新型コロナウイルス感染症に係る特例臨時接種については、厚生科学審議会予防接種・ワ
クチン分科会において、令和6年3月31日をもって終了することとされているところ、特例
臨時接種終了後における、新型コロナワクチンの取扱い、及びその接種等について下記のと
おりお知らせします。https://www.mhlw.go.jp/content/001222703.pdf
定期接種へ
予防接種には定期接種と任意接種の2種類がありまして
定期接種は予防接種法に基づき市区町村が主体となります
費用は国が負担してくれますが、一部自己負担になり負担額も自治体により設定額が違います
一方、任意接種は個人が希望して受けるため全額自己負担になります
定期接種の対象者
- 65歳以上
- 60~64歳で心臓や腎臓、呼吸器の機能の障害があり身の回りの生活を極度に制限される方や、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害があり日常生活がほとんど不可能な方



万が一、健康被害が生じた場合は健康被害救済制度があります
ワクチン接種前・後
37.5度以上の発熱があるとワクチン接種できません
また、他の予防接種を受けてから一定期間が経過していないと受け付けてもらえない場合もあるので
かかりつけ医にワクチン接種のタイミングを相談しましょう
ちなみに厚生労働省のHPには、下記の記載があります
新型コロナワクチンと他のワクチンとの同時接種については、特に医師が必要と認めた場合に可能です。また、他のワクチンとの接種間隔に制限はありません https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_qa.html#4
ワクチン接種後は、激しい運動や飲酒を控え自宅でゆっくり過ごしましょう
わたしは年末に感染してしまいましたが、みなさんは元気で過ごせますように✨

