駅で何気なく手に取った、無料の情報紙「西Navi」
ページをめくっていると、ふと目に留まったのが「西国三十三所めぐり」でした
関西を中心に点在する33の観音霊場を巡る旅
神社仏閣を訪ねることは以前から好きでしたが、西国三十三所については、
これまであまり意識したことがありませんでした
調べてみると、山の中にあるお寺も多く、登山と組み合わせて楽しめそう
「これは、私にぴったりかもしれない!」
そんな小さな好奇心から、西国三十三所めぐりを始めることにしました
最初に選んだのは、兵庫県宝塚市にある第24番札所・中山寺
これまで何度も参拝したことのある、なじみ深いお寺です
でも今日は、いつもとは少し違う気持ち
中山連山の山歩きも楽しみながら、これから始まる33のお寺を訪ねる旅に、最初の一歩を踏み出します
さて、満願を迎えるのはいつになるのでしょうか
急がず、焦らず、自分のペースで
山を歩き、観音さまを訪ねる旅の始まりです
西国三十三所めぐりって?
和歌山・大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・岐阜にある33の観音霊場を巡る、
日本最古とされる巡礼です
養老2年(718年)に奈良・長谷寺の徳道上人が始めたと伝えられ、巡礼路全体では約1,000kmにもなります
みーこ33か所すべてを参拝すると「満願」となります
🌸 どんなふうに巡るの?
「1番から順番に回らなければならない」という決まりはありません
自宅から行きやすい札所から始めても大丈夫です
各札所で観音様にお参りし、納経所で御朱印をいただきながら巡ります
33札所をすべて巡ると満願です
🗾 33札所はこんなところ
| 番号 | お寺 | 都道府県 |
|---|---|---|
| 1 | 青岸渡寺 | 和歌山 |
| 2 | 紀三井寺 | 和歌山 |
| 3 | 粉河寺 | 和歌山 |
| 4 | 施福寺 | 大阪 |
| 5 | 葛井寺 | 大阪 |
| 6 | 壷阪寺 | 奈良 |
| 7 | 岡寺 | 奈良 |
| 8 | 長谷寺 | 奈良 |
| 9 | 興福寺 南円堂 | 奈良 |
| 10 | 三室戸寺 | 京都 |
| 11 | 上醍醐 准胝堂 | 京都 |
| 12 | 正法寺(岩間寺) | 滋賀 |
| 13 | 石山寺 | 滋賀 |
| 14 | 三井寺 | 滋賀 |
| 15 | 今熊野観音寺 | 京都 |
| 16 | 清水寺 | 京都 |
| 17 | 六波羅蜜寺 | 京都 |
| 18 | 六角堂 頂法寺 | 京都 |
| 19 | 革堂 行願寺 | 京都 |
| 20 | 善峯寺 | 京都 |
| 21 | 穴太寺 | 京都 |
| 22 | 総持寺 | 大阪 |
| 23 | 勝尾寺 | 大阪 |
| 24 | 中山寺 | 兵庫 |
| 25 | 播州清水寺 | 兵庫 |
| 26 | 一乗寺 | 兵庫 |
| 27 | 圓教寺 | 兵庫 |
| 28 | 成相寺 | 京都 |
| 29 | 松尾寺 | 京都 |
| 30 | 宝厳寺 | 滋賀・竹生島 |
| 31 | 長命寺 | 滋賀 |
| 32 | 観音正寺 | 滋賀 |
| 33 | 華厳寺(谷汲山) | 岐阜 |
公式の札所一覧はこちら
西国三十三所札所会・公式サイト
📖 始めるときに用意したいもの
最初に西国三十三所専用の納経帳(御朱印帳)を用意するのがおすすめです


普通の御朱印帳とは別にしておくと、33札所が順番に埋まっていく楽しみがあります
中山寺で購入しました♪
白衣や笈摺、輪袈裟、金剛杖など本格的な巡礼用品もありますが
最初から全部そろえる必要はありません
普段着+納経帳から始めても十分です
そして西国三十三所は、単に「御朱印を33個集める旅」というより、
観音菩薩の慈悲に触れながら自分自身を見つめる巡礼という意味があります



33という数も、観音菩薩が人々を救うために33の姿に変化するという教えに由来しています
第1回は「中山寺」から
兵庫県宝塚市にある中山寺は、聖徳太子によって創建されたと伝わる、日本最初の観音霊場です
御本尊は十一面観世音菩薩
安産祈願のお寺として有名で、豊臣秀吉が子授けを祈願したという伝説も残されています
そして今回、西国三十三所めぐりを始めるにあたって知ったのが、中山寺と巡礼の深い関わりです
西国三十三所巡礼の開祖とされる徳道上人は、閻魔大王から授かった33の宝印を中山寺の石櫃に納めたと伝えられています
その後、花山法皇によって巡礼が再興されました
これまで何度も参拝してきた中山寺ですが、そんな歴史があったとは知りませんでした



安産祈願や出産後のお礼参り、最近では梅を見に おそらく10回は参拝しています
中山連山との組み合わせ
出来る限り登山しながら巡りたいと思っています
中山寺に合わせるなら中山連山ですね!


阪急山本駅からスタート
しばらく歩いていると登山道へ
途中で立ち寄ったのが最明寺滝です
木々に囲まれた渓谷の奥にある、落差約11mの滝
大きな滝ではないけど、岩壁に囲まれたその姿には、どこか神秘的な雰囲気が漂っています
最明寺滝という名前は、鎌倉幕府の第5代執権・北条時頼に由来するそうです




木々の葉が色づき始めています
秋の気配ですね
宝塚ロックガーデン
中山連山にある、むき出しの岩肌が斜面いっぱいに広がる登山スポットです
岩場はおよそ130m続きます
滑りやすい箇所もあるため、足元に注意が必要
花崗岩の岩肌が広がり、手足を使って登る楽しさがあります


最明寺滝を後にして、中山連山の登山道を進むと、目の前に現れるのが「宝塚ロックガーデン」
それまでの木々に囲まれた山道とは一転、視界いっぱいに広がる大きな岩の斜面
宝塚の住宅街からそれほど離れていない場所に、こんなダイナミックな岩場があるなんて驚きです
滝あり、岩場あり、尾根歩きあり
西国三十三所巡礼の第一歩に、こんな変化に富んだ登山を楽しめるとは思いませんでした


次はどのお寺へ行こうか・・・








