【西脇市】白山、妙見山、天狗山の3座巡り 楽しいはずの山歩きが一変した、忘れられない一日

兵庫県西脇市にある白山・妙見山・天狗山の3座を巡ってきました

今回も自然を満喫しながら、のんびり山歩きを楽しむつもりでした

ところが、最後の3座目となる天狗山で思いもよらない事態に!!

荒れた登山道、分かりにくい道、そして気づけば進むべき方向が分からなくなっていました

「この道で本当に合ってる?」

「もし、このまま帰れなくなったら……」

一人で山を歩いているときに感じる不安は、想像以上のものでした

これまでにもソロ登山を楽しんできましたが、

今回ほど遭難という言葉が頭をよぎったことはありません

山の美しさや山頂に立ったときの達成感

それが登山の大きな魅力である一方、

ほんの少しの判断ミスが危険につながることを身をもって感じました

今回は、白山・妙見山・天狗山の登山記録とともに、天狗山で経験した道迷い

そしてソロ登山の怖さについて書いてみたいと思います

これからソロ登山を始める方にも、私と同じように一人で山を楽しんでいる方にも

今回の経験が安全登山について考えるきっかけになればうれしいです

目次

白山、妙見山、天狗山って?

兵庫県西脇市の白山(はくさん)・妙見山(みょうけんさん)・天狗山(てんぐやま)は、3座をつなげて縦走できる山々です

白山

古くから山岳信仰や修験道の拠点として親しまれてきた山です

今回の3座の中では、山頂からの眺望が特に魅力的

岩のある開けた山頂からは、黒田庄の田園風景や周囲の山々を一望できます

登り始めから霧が立ち込めて「白い世界」でした

山頂に近づくにつれて視界が開けて・・・

先ほどの視界の悪さはどこへやら

標高510m ふるさと兵庫50山

山頂にて違う角度から

天気がよければ明石海峡大橋や瀬戸内海まで見渡せ、秋から冬には雲海が広がることもあります

妙見山

白山から尾根をたどって登ることができます

山頂は木々に囲まれているため、白山のような眺望はありません

山頂付近には妙見菩薩を祀る妙見堂があり、かつての山岳信仰の歴史を感じられます

標高622m

白山から妙見山へはアップダウンが続くため、標高差だけでは分からない体力が必要です

天狗山

標高約484m

妙見山からさらに縦走して向かうことができる山です

急な下りがあり、落ち葉が積もった滑りやすい箇所も多々あります

過去の登山記録でも、道標が少なく分かりにくい箇所が報告されています

天狗山山頂から少し進んだところの大きな岩

ここでお昼ご飯を食べました

出発前に作ったお味噌汁をスープジャーに入れて

梅干しおにぎりにぎって

汗をかくので「塩分補給メニュー」です

この景色を見ながら食べてました

道迷い

わたしが道に迷ったのはお昼ご飯後でした

登山中はYAMAPアプリ ( 登山用アプリ ) を起動しながら、スマホ画面にルート ( 道 ) を表示させ

自分が立てた登山計画に沿ったルートで行動しています

分岐が出てきたらどちらの方向へ進むか?

標識がないルートを歩いている時は、本当にこのルートで合ってるのか?

確認しながら歩いているので、滅多に道に迷うことはないのですが・・・

今回は違いました

YAMAPアプリには、危険個所や迷いやすい地点の情報をユーザーが教えてくれる機能があります

地図上に表示される形でその情報を見ることができるようになってます

もう一つ

スマホ画面には、地図上での自分の位置と進もうとしている方角が表示されます

スマホ片手に身体を右に向ければ、自分の位置情報も右へ

左に向ければその逆

こうやって、進むべきルートはどっちなのかを判断しています

それなのに何故、迷ったのか?

ユーザーからの注意表示が画面上にあったため

自分の位置情報と表示が被ってしまい、結果的に位置情報が見れなかったからです

画面表示の優先順位がユーザー情報の方が上だったからか?

スマホで拡大画面にしても縮小画面にしても自分の位置情報が表示されない・・・

ピンクテープ

登山道で木の枝などに結びつけられているピンク色のテープ

たまに黄色や水色もあります

登山者が進む方向を確認するための目印として使われることが多いです

ただし、ピンクテープが必ずしも正しい登山道を示しているとは限りません

林業や測量などの作業用に設置されている場合もあります

みーこ

特に分岐点や道が不明瞭な場所では、ピンクテープだけを頼りにせず、登山地図やGPSで現在地を確認することが大切です

今回の天狗山では、道が荒れていたこともあり

ピンクテープが見つけられなかったことも道迷いの原因の一つでした

道に迷ったときの6つの行動

山で道に迷ったとき、最も大切なのは 「むやみに進まず、立ち止まること」

特にソロ登山では、焦って行動すると、さらに道に迷ったり、滑落したりする危険があります

① まず立ち止まり、落ち着く

道が分からなくなったら、その場で立ち止まります

焦って歩き回らず、深呼吸して周囲の状況を確認!

崖や急斜面にいる場合は、まず安全な場所へ移動します

わたしは、「道に迷った」と分かったときとても不安になりました

② 登山地図とGPSで現在地を確認する

YAMAPなどの登山アプリや紙の地図を使って、現在地と予定ルートを照らし合わせます

わたしの場合は、現在地の確認はできたけど予定ルートの表示ができませんでした

自分の位置情報とユーザーからの注意表示が被ってしまったからです

③ 安全に戻れるなら、来た道を引き返す

直前に通った確実な登山道や分岐点まで、安全に戻れる場合は引き返します

ピンクテープだけを頼りに進むのは危険

戻る道も分からない場合は、無理に移動しない

わたしは、自分の位置情報をなんとか表示させる目的で

その場から移動することを選びました

その結果、落ち葉が堆積した滑りやすい急斜面に出てしまい

「ここは絶対に違う!戻らないと・・・」

再び上に上がるため、サルみたいに木の枝にぶらさがりながら

急斜面から這い上がる

30分ほどさまようことになりました

もし、滑り落ちてたら遭難してたなぁと振り返ります

この時、来た道を引き返そうとようやく気付きました

きっと動揺して正常な判断が出来なかったんだと思います

④ 安易に沢や谷へ下らない

下れば道路や集落に出られると思いがちですが、

沢や谷には滝、崖、滑りやすい岩場があることも

無理に下ると、登り返せなくなる危険があります

➄ 自力で戻れないと判断したら110番・119番

日本では警察(110)または消防(119)に救助を要請できます

山の名前、現在地のGPS座標、けがの有無、服装、バッテリー残量などを伝えましょう

日没が迫っている場合は、早めの判断が重要

⑥ 救助を待つ場合は安全な場所で待機

救助を要請したら、指示に従って行動します

風雨や寒さを避け、体温を保ちましょう

ホイッスルやヘッドライトも、自分の居場所を知らせるのに役立ちます

みーこ

政府広報でも、道に迷った場合は来た道を引き返し、戻れない場合は安全で発見されやすい場所で救助を待つよう案内しています

今回の天狗山での経験を通して、改めて感じたことがあります

「もう少し進めば道が見つかるかも」という気持ちが、時には大きな危険につながるということ

山頂に立つことよりも、無事に家に帰ることが何より大切

これからもソロ登山を楽しみたいからこそ、道に迷ったときには立ち止まる勇気、

そして引き返す勇気を忘れずにいたいと思います

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